小坂康人作 漆グラス 『すいとうよ』

不可能を可能に漆とガラスを縁結び

作者プロフィール

一級技能士 伝統工芸師 塗師

小坂 康人


●1952年 木曽 楢川村に生まれる                         
●1976年 長野県立漆芸学院卒業(第一期生)                    
●1985年 漆芸一級技師 資格取得/同技能大会 準優勝受賞             
●1993年 漆芸伝統工芸師 資格取得                        
●1994年 木と暮らしのクラフト大賞展 入賞                    
●1997年 札幌『芸術の森、クラフト展』入選、他入賞多数 NHKーTV全国ネット及び際放送にて『うるしグラス』が報道される。現在 アトリエジャパンアート主宰
●1998年 4月29日(水)〜5月5日(火)松本市 井上百貨店 新館6階ギャラリー井上にて 『小坂 康人漆芸展』開催
●1998年1999年 国展入選


漆塗りのガラス器はこれまでも作られた事はありましたが、密着強度が不十分だったため日常
の使用には耐えられませんでした。そこで長野県工業試験場と共同で特殊焼付け技術を開発
耐久剥離試験にも合格し、密着度の弱さを克服しました。今まで決して結ばれることの無かっ
た異素材を仲良く『縁結び』が出来た訳です。                    

ネーミング

異色材を仲良くくっつけたということで、古来ギヤマン(ガラス)が西洋より伝られた長崎
のお国言葉をかりて、『好(す)いとう』と、透き通ったガラスの意をかけて(すいとうよ)
と名付けました。色々な出会いの縁結びが出来ますよう又、ご縁が長く続きますよう不可能を
可能にした『漆グラス』がお手伝いいたします。末永く、優しくご愛用下さい。      

特徴

◯本来冷たい感触のガラスに温もりを与えました。                  
◯保湿性が加わり冷たいものを注いでもツユが付きにくい。              
◯色ガラスにない色合いと、漆器にない華やかさが独特の雰囲気をかもし出してくれます。
◯焼き付け塗装なので、塗幕が堅く従来の漆製品に比べ傷が付きにくく、臭いが無いので食
べ物、飲み物の味を損ないません。                       
◯和洋を問わずあらゆるところで使用が望めます。                 

注意

◯製品本来の用途、使用目的に添って正しくお使いください。       
◯割れ、欠け、ひびが入った場合は、使用を中止して下さい。       
◯ぶつけたり、落としたりしないで下さい。               
◯品物同士ぶつかり合ったりこすれ合うような洗い方や扱いを避けて下さい。
◯電子レンジ、直火、洗浄器、湯煎での使用を避けて下さい。       

品質

長野県工業試験場での耐久試験にみごとに合格

従来の漆焼付け塗装と、特殊漆焼付け塗装を施したガラスを常に80℃に保った熱湯
の中に4時間付け置く非常に苛酷な条件後、クロスカット剥離試験を行った。   

  従来の焼付塗装  1回目の熱湯の中ですでに剥離。

  特殊焼付塗装  3回クリアー